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コスモスポーツ

ロータリーエンジンの車が地上から消えてしまう。RX-8の生産が中止される。

1967年にマツダが発売した日本最初のロータリーエンジン車「コスモスポーツ」から45年。この「コスモスポーツ」をデザインしたのは、当時東洋工業のデザイン部に所属していた小林平治氏だった。このことはNHKのプロジェクトXでも取り上げられている。

実は彼は私が20代の頃に担当していたデザインプロジェクトの上司だった。マツダがフォードと合弁で設立したオートラマという会社のブランディングを進めていた。彼には様々な逸話がある。雨が降ると会社に来ない。その理由を聞くと傘を持っていないから。マツダを辞めてこの事務所(GK)に来たのは東京まで彼女を追ってきたから。とか。さまざまな冗談ともいえない話が噂として聞こえてきていた。プレゼンに向かう地下鉄の中で中吊り広告の芸能情報の話題で盛り上がったり、オートラマの社長室でほとんどプレゼンしないで世間話をしただけで帰ってきたり。なんともユーモア満載の上司だった。

でも戦後日本の自動車界の宝として歴史に残る「コスモスポーツ」「キャロル」「R360クーペ」を世に送り出した天才だった。私がイタリアで所有していたチンクエチェントをデザインしたダンテ・ジアコーザのことも彼から学んだ。

COSMO SPORTS
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R360クーペ
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キャロル
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そして冗談と思っていた彼の噂はすべて実話だった。
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by riki_seri | 2011-10-08 23:39 | プロジェクト

『マッピー』用ボーダー

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